議員控室の壁設置問題(続報)

掲載日:2025.12.15

議員控室の壁設置問題(続報)

Pocket

前回の投稿内容が波紋を呼び、その後多くの市民から議会や議長に対する苦情があったようです。12月10日に改めて開かれた各派交渉会の最後に仲山副議長より、前触れもなくいきなり次のような発言がありました。

・各派交渉会は、各党や会派間の円滑な意見調整を目的とし、慣例的に行われている非公式な協議調整の場である。

・公式の場で言いにくいことを含め非公式の場で意見交換をすることで、円滑な議会運営のために行うもの。

・11月12日及び18日の各派交渉会で話された内容が議員個人(※北山)のSNSで公開された。内容には議事の決定事項に批判的なものもあり、市民などから議会運営に対する心配の声や議員からは今後各派交渉会で意見を言いにくいという声も出ている。

・原則非公開とされる各派交渉会の協議内容が個人のSNSで発信されることは、

①議会の公式見解ではない情報発信であり、誤解を与える。

②各派交渉会の内容が公開されると、議員の自由な意見交換が制約され意見が言えなくなる。

・市民への影響を考慮して、議員個人のSNSからの発信については、各派交渉会の内容が非公開で行われるこ

とに十分配慮すること。(※注 各派交渉会要綱の中には内容を非公開とする決まりはありません)

内容は明らかに私個人のことを指しているので当然弁明を試みましたが、仲山副議長からは、昭和49年から続いている「千歳市議会会派及び各派交渉会要綱」の内容を尊重してこれからもこの中での話は非公開としてやって行くべきだとの認識、また自民の会 古川議員からも「誹謗中傷ではなくとも市民の受け取り方によっては曲げて解釈されることもあり得るので、副議長の言うとおり、ここでの話は紳士協定として外に漏らさないようお願いしたい」との発言がありました。

私は議員になってからこれまでの10年間、各派交渉会の内容を外部に漏らしたことはありません。例えば決定前の人事案件などは当然漏らしてはならないことだと心得ています、しかし、今回の一件は各派交渉会という非公式な場で打ち合わせた内容を正式な委員会や議会の中で、きちんと議決することなく、最終的に松倉議長の独断で工事の発注と予算執行を事務局に命じたのです。この行為を市民を欺く暴挙と呼ばずして何と呼ぶべきでしょうか。 私がオープンにした内容は、市民に曲げて解釈されるような適当なものではなく、ただありのままの事実を伝えたまでのことです。

議員のわがままで使った75万円余の公金は市民の財産であり、使わなければ他の市民サービスに回せたお金です。どうしても必要な経費であるならば、堂々と理由を開示して公式な場で決定すべきであることは言うまでもありません。最初に申しあげたとおり、各派交渉会の設置自体、法律等で義務付けられたものでは無く、ましてや半世紀も前の昭和49年に制定され、会派に属しない一部議員の発言権等を制限する条文が含まれたこの「千歳市議会会派及び各派交渉会要綱」は、憲法第14条に定められた法の下の平等、また憲法21条で保障されている表現の自由を侵しており、その内容を順守する意義自体がそもそも無く、当然ながら最小の経費で最大の効果を得なければならないとする地方自治法第2条第14項の規定、さらには議会の会議は原則公開とすることを定めた同法第115条の要請を優越するものではないことは明らかです。

私はこれまでの選挙公約の中でも、一貫して市政への市民参加及び市政情報の最大限の開示の必要性を掲げ、議会の中でも繰り返し理事者に対して求めてきたところであり、この政治信条の元、住民福祉の向上と市民への情報開示を目的として公開した前述の投稿については、私自身の良心に基づいて判断したことです。

市民の信頼を損ねる行為に対して説明責任を果たさず、「なぜ外に漏らすのだ」と公益通報者を糾弾するような姿勢は、森友学園問題や国会議員の裏金問題と何ら構造に変わりはありません。私はこれからも法の理念を順守し、議会を「議員の学芸会」と言われないよう、慣例だけで行われている形式的で中身のない議論にはくみせず、市民の不利益につながることについては、臆せずに発言し、その内容を公開することを改めてここに宣言いたします。

※写真は仲山副議長が各派交渉会設置の正当性を示す根拠として提示した資料

議員控室の壁設置問題(続報)