いよいよ市議会議員選挙が始まります
掲載日：2025.05.18
本日からいよいよ市議会議員選挙が始まります。
1週間精一杯市内を回り、有権者の皆さんに私の想いと政策を訴えて参りますが、この短い期間で、また短い街頭演説の中でその想いをすべてお伝えすることは困難です。
今回私が選挙公約で掲げた「7つのチャレンジ」のうち、最も重視をしているのが1番目に上げている「動く議会」の実現です。
この4年間、市長から議会に上程された様々な議案に対して、一度でも反対を表明した議員は23名中わずか5名です。
過半数を牛耳っているのに、年間60～80本ほど上がる議案のただ一つにも反対せず、すべての市長提案を丸呑みしてしまう。
すべてYESというだけで良いなら、議員の仕事は誰にでもできます…というより、AIかロボットに任せれば良い話です。
千歳市議会に存在する2つの会派、「自民党議員会」、「公明党議員団」に所属する全議員（他に無所属議員1名）はすべての議案に賛成しています。
全体の4分の3を占める議員が動かなければ、市政を変えることはできません。
私も明らかに説明のつかない案件にしか反対はしませんが、過半数を占める与党系会派が修正動議も出さず、市長の提案を毎度丸呑みしている状況では、いつまで経っても市長が市民の声に耳をかたむけるわけがありません。
先日、苫小牧市議会ので「やらせ質問」があったことが大きく新聞で報じられましたが、このように市政と議会が癒着してしまうと、二元代表制の意味がなくなり、議会はただの学芸会になってしまいます。
私は10年前に議員になった当初から、ふるさと千歳のために日々研鑽を積んできたつもりではありますが、どんなに素晴らしい目標を掲げても、明らかに筋が通らないことを指摘しても、
今の千歳市議会の中では通じません。
そのことから、今回の選挙では、自分が当選するのもさることながら、「自分の頭で考え、自分の意思で行動できる議員を増やす」ということに重きを置いています。
ラピダス社の進出で大いに盛り上がった千歳市ですが、市民に対する恩恵とはいったい何なのか、2年が経っても市長から明確なアナウンスはありません。私が各方面に伺っても、一部の飲食店や宿泊業などについては確かに恩恵があるようですが、多くの事業者には影響が薄いようです。
ましてや、同社と直接関係のない一般市民にとっては、恩恵よりも固定資産材の増加や地域コミュニティの崩壊など、負の影響の方が先に見えている状況です。
一方、国会でも自公政権が少数与党となり、国民の政治への関心が高まっていますが、日本人の主食である米すらまともに供給できず、庶民の生活を圧迫し続ける現在の政府の体たらくにがっかりしている方も多いでしょう。
私は、国を変えるにはまず自分たちの足元であるこの千歳市議会から変えること、上意下達ではなく、下(市民)から上（国）に向かって意見が通っていくベクトルを作ることが先決です。
私は、ある方から「議会議員選挙の投票率＝有権者の議会に対する評価点」だと教わりました。4年前の市議会議員選挙の投票率は50％、つまり千歳市議会に対する市民の評価点は50点ということになります。
今回の選挙では、2人に1人が投票を棄権してしまう様な事にならないよう、しっかりと市政の問題、議会の問題も訴えて参りますが、皆さまも周囲に選挙があることをお伝えいただき、ぜひロボットではない、自分の意思で動く議員に一票を投じてください。
そして、もし、皆さまの眼鏡にかなう候補者がいなかった節は、私にその大切な一票をお預けください。次の4年間もしっかりと働かせていただくことをお約束いたします。
私の主張や政策については、自身のホームページにまとめ、多くの市民に見ていただきたく、ポスターやビラなどにもQRコードを付けてあります。こちらを見ていただければ私の主張はほぼわかっていただけると思います。
以下に、SNSなどでできる選挙運動についてまとめましたので参考としてください。
①個人のホームページ、ブログ、Facebook、X（旧ツイッター）、Instagram、LINEなどのWebサイト、YouTubeなどの動画投稿サイト上で、特定の候補者への投票を呼び掛けたり、ポスターやビラの写真を掲載したりすることは可能です。
②候補者以外の有権者は、PCやスマートフォンを問わず、メールを使った投票の呼びかけはできません。
③ポスターやビラをコピー（写真も含む）して、紙の状態で配布することは違反行為になります。選挙期間中は有権者に対して証紙を貼った選挙ビラ以外、候補者の名刺や広報誌も配ることはできません。
④ホームページやSNS の更新を含めて、候補者も有権者も選挙運動ができる期間は5月24日（土）の23：59までとなります。投票日当日の5月25日(日)になってからの呼びかけは選挙違反になります。
私はクリーンで公正な選挙を目指しています。
ぜひ、この記事を参考にしていただき、「北山けいた」に皆さまの熱いご支持を、またご家族、ご友人などにも広くお伝えいただければ幸いです。
千歳市民の力を結集して、「動く議会」から「市民のために働く千歳市」を育てて参りましょう。